あなたが生きている今日は、

あなたが生きている今日は、

これでもか、これでもか、というほど、

次から次に襲ってくる深い悲しみ

もう、いい。いいんだ、よしてくれ。

そんなことは、御構い無しに

次から次に深い悲しみは襲ってきました

もう、いいんだ。もう、いい。

それでもなお、

体の障害が次に判明しました。

好むと好まざるとに関わらず、

次から次に深い悲しみが襲ってきました

もう追い付けない。追い付けないよ。

追い付けない深い悲しみだけが

取り残されてゆく

私の魂のコアは、

悲しみでできている

いつかきっと、ベッドから起きられる

ようになりますよ。

大丈夫、右眼の眼振は少しずつよくなり

ますよ。

右の声帯が止まってますね。もう動かな

いでしょう。

右ののどが嚥下障害になっています。

誤嚥に気を付けましょうね。

右顔面の激しい痛みは、ワレンベルグ

症候群による中枢性疼痛です。

今の医学では

左下肢の麻痺と灼熱感もワレンベルグ

候群です。リハビリを続ける価値はありま

すよ。

やっぱり無理でしたね。でも、本当によく

頑張りましたよ。自分を褒めてあげてくだ

さいね

先生、右眼が開きません。どうしたら

いいのでしょうか

中枢性疼痛が治らなければ、このうつ病

も治らないんですか?

諦めないで、

少しずつ時間をかけて。

痛い、痛い、痛い、痛い。

熱い、熱い、熱い、熱い。

もう追い付けない。もう無理だ。

追い付けない深い悲しみだけが

取り残されてゆく

私の魂のコアは、

悲しみでできている

でも、追い付けない深い悲しみを

不幸だと決めるのは誰だ?

他でもない、この俺だ。

そうだよ、この俺なんだ。

そう考えているうちに

それまでに、何とは無しに見ていた妻を、

我が子を、何とは無しに見なくなりました

じっと見つめるようになりました。

何とは無しに見ていた家族を、慈しむよう

に見つめる私になりました。

あなたが生きている今日は、何ものにも

代え難いほどに、有り難い。

あなたたちが生きている今日は、何もの

にも代え難いほどに、有り難い。

私の祈りは、名前ではなく、その人の顔や

表情を思い浮かべて祈ります。

親兄弟、妻、四人の我が子、親戚、

TeamBOKKEMONSのダチ

たくさん、たくさんいます。

私の祈りは、名前よりイメージが先行して

しまうクセがあります。

それはそれで、良いと思って祈ります。

幸せと悲しみは、

2つに分けることのできないひとつの

存在の半分ずつだと思えるように

なりました。

幸せと悲しみは、相反する事象ですが、

互いに補完しあって存在していると思えて

なりません。

つまり、幸せは、悲しみによってバランス

が取らなければ、その意味を失ってしまう

のです。

星や月が美しいのは、暗闇があるから。

太陽がずっと出でいれば、星や月の美しさ

に気付くことはない。

永遠に続く虹は美しいだろうか。

ずっと空に出ている虹は美しいだろうか。

人は生きている限り、苦しみや悲しみから

逃れることはできない。

苦しみから無理に逃れようとするほどに

苦しみ、悲しみから無理に逃れようとする

ほどに悲しみの中を彷徨い続ける。

私の障害と痛みは、

とてつもなく辛いのですが、

それにも増して、

私にとって大切な人が生きているという

事実は、それだけ自分にとって

かけがえのない幸せをもたらしてくれる

人が存在しているという事実であり、

私は決して否定できないほど

幸せの中を生きていると思う。

経験に勝るものがあるのだろうか経験して苦渋を味わい抜いた人の

笑顔には神しさが宿ると感じる。

経験の唄

作詞作曲佐野元春

たとえこの空が暗く沈んだとしても

変わらない君への想い

たとえこの地球の色が消えてゆくとしても

変わらない君への想い

たとえこの風が夜を貫いたとしても

変わらない君への想い

たとえこの森に水が絶えてしまうときも

変わらない君への想い

たとえ僕のつばめが国を越えてゆくとし

ても変わらない君への想い

たとえお陽さまが影に隠れたとしても

変わらない君への想い

たとえこの街が砂漠になったとしても

変わらない君への想い

たとえこの海がやがて枯れてゆくとしても

変わらない君への想い

たとえこの唄が言葉をなくしたとしても

変わらない君への想い

たとえこの地球が悲しみに包まれたと

しても変わらない君への想い

たとえこの世界に終わりが訪れたとしても

変わらない君への想い

いつかこの宇宙が新しく始まるときまで

変わらない君への愛

この歌詞の想いを胸に秘め

今日を生きて生きたい