9月の中間決算が楽しみ - 日本の屋根裏人のワイコマ日記です

投資家の皆さんは今が丁度中間配当を確定させ

株主優待の確定時期で忙しい時期ですね。

そんな中、最近日本企業の内部留保について各

方面からいろんな意見がなされています、国会

のお偉方にもそのからくりを知らないで発言し

ている人が多いので、ちょっぴりそのお話を・・

財務省が先日発表した2017年度の法人企業統計

によると、いわゆる「内部留保」にあたる利益

剰余金は446兆4800億円となった。前年度から

9.9%増え、6年連続で過去最高を更新して企業

業績が好調な中、社内に残る利益が増えている

内部留保とは、企業が稼いだ利益のうち株主へ

の配当などに充当せず、社内に残す利益の蓄積

のことを指します。貸借対照表には内部留保

いう項目はなく、利益剰余金として計上されて

いますがその内部留保とは、会社内に留まる現

金の事ではなく、本来は株主に全て支払うすべ

きなのに支払わなかったお金の累積の事です。

英語ではRetained Earningsと言います。

日本の内部留保上位会社の純利益総額と、株主

還元金比較してみましょう。

1位のトヨタは229億ドルの利益中111億ドルを

株主に還元して118億ドルの内部留保を増やした

2位のホンダは98億ドルの利益中28億ドルを株主

に還元して70億ドルの内部留保を増やしました

3位のNTTは78億ドルの利益中52億ドルを株主

に還元して26億ドルの内部留保を増やしました

つまり、日本企業の内部留保が大きいのは、配当

や自社株買いによって、株主に還元すべきお金

の大半を返さなかった。

株主を愚弄することが、世界の中でも際立って

いるということなのです。

内部留保とは現金で保全されているものではなく

固定資産投資に使われていたり、売掛金のまま

未収入のもの、在庫品、子会社投資があります。

では、内部留保額と、現預金がそれぞれどれ位

あるかをみてみましょう。

1位のトヨタは1888億ドルの内部留保ですが、

その14%の274億ドルの現預金しかありません。

2位のホンダは702億ドルの内部留保ですが、

その28%の196億ドルの現預金しかありません。

3位のNTTは540億ドルの内部留保ですが、

その12%の68億ドルの現預金しかありません。

大手企業でも、内部留保の1〜3割程度しか

現金が無いのです。配当を増やせとか、設備

投資を増やせとか、従業員給料を増やせと言

っても無い袖は振れません。

つまり、日本企業の多くにとって、内部留保

とは絵に描いた餅でしかないのです。

先日行った軽井沢の白糸の滝

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